【レビュー】msi 790FX-GD70レビュー

そういえばコチラでは書いていないレビューがありました。
と言う事で、今更なだけど実は、ちょっと新しい事もちゃっかり追記とか。

msi 790FX-GD70のレビューです。

■M/B本体

見た通り、かなりスパルタンな構成。
配線用の各種コネクターは、癖が無く組みやすい配置。
SATAコネクターは横向き。
小さいケースは、お断りだぜ？
個人的には、長いボードを挿す事も多いので横向きじゃないと辛い。
Jmicronなんて非常用です。偉い人にはそｒ(ry
PCI Express x1×1は確実に排他利用的な位置。
だがそれが良い。


■DDR3メモリ対応

DDR3メモリ対応になり、動作はかなりキビキビと。
ベンチ結果を見ても売れセンのDDR2-800とは段違いにスコアも伸びる。
システムの底上げに大きくに貢献している。


ただ、メモリソケットが近いため、RAMクーラーの搭載は諦めた方が良い。


■DrMOS（ドクターモス）

個人的には、以前使用していてJETWAYのHA07-うるとらよりもマザー上の温度は低い。
ノースの温度も大体50℃越えた付近。
夏でコレくらいの温度なら、問題なく使えた。
HA07-うるとら(790GX)は冬だったのにも関わらず56～7℃に。
下手すりゃ60℃近くにもなった事があった。
大型化されたヒートシンクの効果とDrMOSの効果は、ばつぐんだ。


■マザー上のファンコネクターの数が多い。

金額的にほぼ同じのASUS製M4A79T DELUXEと若干迷った。
個人的に、AMDソケットでASUSは買った事がない。
そして今回も、やはり見送り。
ASUS製はファンコネクターが少なく、こちらはファンコネクターを5個搭載。（CPU1+SYS4)
基本的には、ファンコン制御でいつも運用だが、パーツを換える事が多く、ケース環境が変わる事が多々あるので意外とファンコネクターの数が揃っていないとファンコンでも数が足りなくなる事も。

予備としてもやはりあった方が便利だし、ファンコンなど使わない人にはやはりファンコネクターの数が多い方が良いだろう。


■簡単お手軽BIOS更新"M-FLASH"
msi製品も、USBメモリで簡単にBIOS更新が出来るM-FLASHを搭載。
USBメモリにBIOSファイルを入れ、BIOSからM-FLASHを起動。
あとは、勝手にUSBメモリ内からBIOS-ROMファイルを検索してくれているのでコレで良いか？の問いに答えるだけであっと言う間にBIOS更新が始まる。

この勝手にファイルを見つけてくれる作業がかなり良い。
USBメモリから、入れたROMファイルを探す作業は若干面倒だ。
この機能は、地味に素晴らしいと思った。

また、遊びたい人にはMODBIOSという物もある。
オレは永遠のチャレンジャーだ！
と言う方は、是非MODBIOS導入にチャレンジして欲しい。


■BIOSによる不具合
特に現在は、何もない。
環境によっては、色々と出るようだ。
ちなみに、私はV1.3→V1.4導入時に5分もしない内に確実にフリーズするようになった。

Vistaで各種ベンチを走らせてたらフリーズしまくった。
なのでv1.4→v1.3にBIOS変更。
"EC Firmware"が消えた…泣いた。

だから、やっぱりMODBIOSに変更。
そして、ついに正規版BIOSのv1.5が登場！

V1.3
↓
V1.4（フリーズ発生）
↓
V1.3（4コア化出来ず)
↓
MODBIOS（4コア化達成）
↓
V1.4（4コア化達成のまま正規BIOS導入）
↓
V1.4（やっぱりフリーズ発生）
↓
V1.3（EC Firmwareが消失の為、4コア化出来ず)
↓
MODBIOS（4コア化達成）
↓
V1.3（EC Firmwareが消失)
↓
V1.5←NEW!
（EC Firmwareが標準搭載になりました)


■nvidia製VGAとの相性が悪い？
今まで気付かなかったのですが、nVIDIA製VGAを載せるとドライバーがウマく入りません。
原因を探って見るとどうも190.**のドライバーがウマく入らないようです。
9600GT、8600GTと試しましたが、両者共に同じ症状で8600GTはドライバーは入るものの、負荷をかけるベンチマークでは、ブラックアウトまたはフリーズで何一つ完走しませんでした。
現在は、18618でようやくドライバーがインストールされました。
うちだけかも知れませんが、そんな症状も発生したと言う事で書いておきます。