【レビュー】Thermalright TRue Black 120

Thermalright　TRue Black 120のレビューです。

coneco.netにも動画レビューをしていますので、そちらも併せてご覧ください。

最安値：8,300円

TRue Black 120

■本体

Ultra-120 eXtremeとの違いは、見た目のブラックニッケルメッキフィニッシュくらい。
これが、性能にどれくらい違うのか？はまだ比較していないので解りません。
また、試してみます。
その他は、まぁ…同じです。

ただ、唯一の違いはファンを2基搭載出来るようにデフォで設定されています。
その冷却力はまさに最強に近い性能を発揮します。


■設置面の凹凸
先ほど、取り外して見ました。


薄く塗ったつもりだったんですが、まだ多かったかな？

CPU側

グリスは難しいです。

■環境

CPU：Q9650 E-0＠4.00GHz
クーラー：TRue Black 120
M/B：Striker 2 NSE
MEM：TW3X4G1333C9DHX
VGA：Aopen 9800GTX+
HDD：Deskstar P7K500 HDP725050GLA360
OS:Windows XP sp3

さすがにQ9650では温度が低すぎて、逆に解りにくかったのでとりあえずの設定で4.00GHzまでageました。
※BIOS Vcore：1.3825
計測はソフト読みなのでご参考までに。
今回はシングルファンでの測定となっています。
また装着ファンはScythe　光る！鎌風の風PWM(MAX1200rpm)を使用。
ほぼフル回転の1100rpmほどで回転してます。


■冷却性能テスト
測定ツール：HW Moniter1.11 SPEED FAN等
室温：24度
アイドル時CPU温度：29度


Q9650の凄さも有り、アイドル時の温度がすでにもう良く解らない状況です。


▼PCMARK05(CPUテストのみ実行で計測)
CPU最高温度：51度


▼CINEBENCH R10(CPU BENCHMARK Rendering(xCPU))
CPU最高温度：52度


▼Stress Prime2004(x4)
TEST:Large Priority:10(約50分※忘れて放置ｗ)
CPU最高温度：64度



■で、どうやねん。
やはりしげるはすごい。
装着ファンの光る！鎌風の風PWM(MAX1200rpm)はかなり風圧が弱くLEDな見た目のみのファンですがここまで冷やせれば文句ありません。
個人的にはこれ以上の回転数だとうるさく感じるので静音性と言う意味でもやはり"しげる"の性能は凄いと感じました。
もう少し、騒音が我慢出来るのであれば1500～2000rpmを使用すればCPU温度に関してはある程度エアフローさえ確保出来ていれば夏でも放っておいても大丈夫なレベルなんじゃないかなと感じます。

値段に納得出来れば、後悔しないのは確かですが空冷最強の呼び声が高いMegahalemsが現在は発売されているのでちょっと微妙なお値段かもしれないですね。