【レビュー】Abee AC130-AP02AA

Abee　AC130-AP02AAのレビューです。
とりあえず、無事に動作しました。

abeeと言えば、パッケージに定評があります。
個人的には、悪い意味で。
約￥7.000-も節約出来ておトク！とか書いてるけど、一般的なATX電源とか情報がうやむやになっている所がツボ。


メーカー12ヶ月保証です。


付属品すべて。これに説明書が同梱されています。


DC-DCコンバータ基板とATX電源用ブラケット。
SFX電源用ブラケットは150Wには付いています。
130Wと84W版はオプション販売。




作りは悪くないです。
ブラケットと基盤はネジで固定されているので、ネジを外せば簡単に脱着可能。


コネクタ部もネジ固定されているので外します。


基盤のみして、基盤裏にクッション性の両面テープを3枚重ねて使用して隙間を作り簡易絶縁処理と固定。


横から見ると、こんな感じ。


アクリル板を貼り付け、電源部を塞ぎました。

■使用環境
CPU：Intel Core i3-2120
CPUクーラー：リテールクーラー
M/B：ASRock M75M
MEM：ADATA　AD3U1333C4G9-2 8GB
ODD：hp dvd1260i
VGA：内蔵GPU
SSD：Crucial M4 64GB(CT064M4SSD2)
HDD：WD5000AAKS
ケース：KEIAN KT-MH803
PSU：FSP300-60GHS&AC130-AP02AA


■電源変更前


■電源変更後

素晴らしいスッキリ感。

では、消費電力比較。
FSP300-60GHSは、SFX電源で80PLUS認証電源です。
AC130-AP02AAは本電源。

アイドル時とOCCT POWER SUPPLYにて2分間負荷を掛けた最大ピーク値を比較。


■アイドル消費電力

FSP300-60GHS：30W


AC130-AP02AA：25W


何とか5Wの削減は出来ました。
もとの消費電力が少ないので効果は薄い感じがしますがもっと別の効果が大きいです。


■高負荷時比較

FSP300-60GHS：75W


AC130-AP02AA：69W


高負荷時は6Wの差が付きました。
130W電源ですが、余裕ですね。


消費電力変換効率が良いので、確かに普通の電源からであれば削減率も大きいでしょう。
普通の電源が何を指すのかは分かりませんが。
ただ、今回ACアダプター化によるメリットは他にあり、まずは内部スペースの確保。
SFX電源とは言え、狭いスリムケースの内部では大きいです。
これが無くなって、基盤だけになるのですから。
今回は、その空いたスペースに配線とSSDをぶち込みました。
これで、かなりスッキリとした配線にする事が出来ました。

そして、何よりも電源のファンレス化。
これにより、CPUクーラーのファンのみになりました。
静音性が向上し、常時起動ファイルサーバーとしては言うこと無し。

ただし、スリープ時の消費電力はやはり何故か高いようです。


スリープ時、3Wも消費してます。
電源交換前は1Wだったのに。

値段も￥6.980-と非常に安く手に入ったので概ねACアダプター電源化には満足しています。