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自作PCにハマったおバカのただの散財日記。またはチラ裏とも言う。
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とてつもなく安価なCPU"Celeron E3200"が気になり掴んで見ました。
5k以内で売られているCPUで4.0GHzオーバーも可能との事で

じゃぁ、4.0GHzで回したらどんだけの性能で使えるCPUになるの?

って事で、色々と簡単ですが試してみました。


System
P1060230.jpg

CPU:intel Celeron E3200
CPUクーラー:Thermalright TRue Black 120
MEM:Corsair TW3X4G1600C9DHX
M/B:ASRock P45X3 Deluxe
VGA:玄人志向 8600GT
HDD:WD6400AAKS
ODD:Panasonic SW-9588-CXM
Case:RAIDMAX SMILODON
PSU:abee ASPower Silentist S-550EC

セロリンE3200に余っていたDDR3が生えてしまったのはナイショです。
まぁ、使って見て思ったのは今PEN4を使っている方向けにした方が良いんじゃないか?
と思ったので今回は、会社で使っているHPのWSモデルPCでPEN4-630(3.0GHz)と比較して見る事にしました。


・比較マシン
Pentium4 630 (3 GHz,2MB/800MHz,FSB)HT対応
955X Expressチップセット(ICH7R)
メモリ UMAX Pulsar 1GBx4(PC2-5300 667MHz動作)
HDD:80GB Serial ATA(SAMSUNG製)AHCI動作
VGA:FX540

HP.jpg

とりあえず我慢して使ってます。
今はとにかく早く壊れてくれと願ってますw

今回は、OCでの266X12@3.19と333X12@4.0GHzも並べます。

CrystalMark2004R3で見る性能差
Pentium4 630(3.0GHz)
pen4_1.JPG

Celeron E3200
cry.jpg

CPU:Pentium4 630(3.0GHz) / Celeron E3200(2.4GHz) / 3.19GHz / 4.0GHz
Mark:72159 / 121200 /148386 /174255
ALU:9617 / 24978 /30808 /37883
FPU:10014 / 25256 /33341 /41979
MEM:8850 / 12423 /16073 /18966
HDD:6642 / 14769 /14416 /14081
GDI:8291 / 16133 /21066 /23096
D2D:4564 / 4529 /4922 /4939
OGL:24181 / 23112 /27760 /32421


セロリン定格では、DDR3-800で動作させてます。
ただ、さすがに無理があるようで固まるわ、落ちるわ、青画面の連発で定格では常用出来ません。


CINEBENTI R10で見る性能差
Rendering (x CPU)
CPU:Pentium4 630(3.0GHz)
pen4_2.JPG

Celeron E3200
cine_E3200.jpg

CPU:Pentium4 630(3.0GHz) / Celeron E3200 2.4GHz / 3.19GHz / 4.0GHz
TIME: 7:40 / 3:09 / 2:26 / 2:00
SCORE: 1922 / 4657 / 6049 / 7312

スコア的に私の
Athlon X4 620辺りのレビューと見比べると良い判断材料になるかも知れません。
もうちょっと実用的なと言う事で下記ベンチも比較して見ました。
WinRARのベンチマーク・ハードウェアテストを使って、100MBまでの時間を計測。
定格の2.4GHzは、安定しないのでここで消えました。


WinRARベンチマーク
CPU:Pentium4 630(3.0GHz)
8a966750.jpeg

Celeron E3200
rar_E3200.jpg

CPU:Pentium4 630(3.0GHz) / Celeron E3200(3.19GHz) / 4.0GHz
速度:701 / 1264 / 1354
経過時間:2:24 / 1:20 / 1:14


SUPER Pai
104万桁
Pai.jpg
CPU:Pentium4 630(3.0GHz) / Celeron E3200(3.19GHz) / 4.0GHz
47秒 / 19秒 / 15秒


おまけ
3DMARK06
Celeron E3200(4.0GHz)
3dmark064.0.JPG
3Dmarks: 5577
SM2.0: 2210
HDR/SM3.0: 1979
CPU: 3532


Celeron E3200の使用感
今回は、ASRoccoのM/Bが欲しくて、変態な構成で組みましたがやはり良く回る石だと言う事はわかりました。
ただ、やはり所詮CeleronはCeleronな感じです。
高負荷時は、とてつもなく弱いです。
4.0GHzで回しても、まぁこんなもんかと言った所です。
遊ぶ石としては、かなり面白いですが同じDDR3環境でもやはりAthlon X2 240の快適さを得る事は出来ませんでした。
普通にWebやエクセル等であればすこぶる快適ではありますが・・・
回る石だからと言って過度な期待は持たず、石の性能を割り切れない人には向きません。
また、DDR3-1600メモリを使ってますが、正直宝の持ち腐れなのでDDR3環境で使用するのであればDDR3-1333
がベストかな?と思います。
まぁ、775CPUのシステム全体限界が来ているので予算に余裕があるのであればAM3環境を構築した方が良い物と思います。

しかし、Pen4なマシンをお使いの方であればわずか4.5kのCPUでこれだけの性能が手に入るとなると換えたくなりません?


Celeron E3200を使うなら
普段はネットくらいしかしないと言う方でPen4やPenDなどご使用の方ならかなり満足出来るCPUです。
Vcoreも低くなりますから、省エネにもなります。
私としては、G31やG41の格安M/Bとの使用で爆裂コスパ重視の自作PCを組み立てるのであればこれほど打って付けの石は無いと思います。

Pen4使ってるけど、特に不満は無い。
と思っている方に、値段も安くオススメ出来る石だと感じました。
もちろん、それほど負荷のかかるような作業はさせないサブPCなどにも打って付けなCPUではないでしょうか。
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