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自作PCにハマったおバカのただの散財日記。またはチラ裏とも言う。
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P1010273.jpg
今回は、PCパーツ長者さんにてお貸し頂いたG. SKILL F3-17000CL9D-4GBXLのレビューです。
少し、CPUのOC動作の検証も行っています。


今までは、Geil GU34GB2133C9DCを使用していましたがDDR3-2133動作でのPRIME95が完走出来ずP67対応と言う事で期待しつつ動作検証してみました。


今回の検証は、下記2枚のマザーボードでの動作確認を行いました。

GIGABYTE GA-P67A-UD7
ASRock Fatal1ty P67 Professional

P1010277.jpg


結果から言うと、DDR3-2133動作は2枚ともに動作可能でした。
相性による起動不可等も無く、無事動作させる事が出来ました。


ヒートシンクはよくある"トサカ付き"に比べ、若干低いです。
P1010279.jpg
今回、CPUクーラーにMegahalemsを使用しましたがほんの少しファンの位置が上昇する事以外は4枚挿しでの運用も可能です。

P1010282.jpg
が、付属のクリップではもしかすると干渉するかもしれません。
すいません、試すの忘れてました。

P1010285.jpg
では、動作検証に入ります。

P1010287.jpg
【CPU】intel Core i7 2600K
【CPUクーラー】PROLIMA TECH Megahalems
【CPUクーラーファン】XINRUILIAN RDL1225S-PWM
【マザーボード】GIGABITE P67A-UD7
【マザーボード】ASRock Fatal1ty P67 Professional
【メモリ】G'Skill F3-17000CL9D-4GBXL
【GPU】ASUS EAH6870/2DI2S/1GD5
【HDD/SSD】Kingston SNV125-S2/40GB
【HDD/SSD】WD Caviar WD3200AAKS
【ODD】LG GH22NS30BL
【PCケース】LanCool PC-K62
【電源】Seasonic SS-750KM
【ファンコン】scythe KAZE-MASTER
【OS】Windows7 Ultimate 32bit


CPU動作は定格で、その他は下記になります。

2600K 定格(Turbo Boost ON)
GA-P67A-UD7 BIOS : F7a
DRAM Voltage:1.6V


CrystalMark2004R3
Score / Read / Write / Read/Write / Cache
9-11-9-28-2T / 69292 / 28512 / 14150 / 14165 / 12443
9-11-9-28-1T / 70532 / 28800 / 14506 / 14478 / 12726
9-11-9-27-2T
9-11-9-27-1T / 68262 / 28666 / 14494 / 14529 / 10551
9-10-9-28-2T / 71103 / 28551 / 14220 / 14154 / 14156
9-10-9-28-1T / 70595 / 28846 / 14564 / 14488 / 12675
9-10-9-27-2T / 69456 / 28570 / 14180 / 14190 / 12494
9-10-9-27-1T / 70853 / 28852 / 14624 / 14535 / 12820



MaxxMEM2_preview
Copy / Read / Write / Latency
9-11-9-28-2T / 22272 / 22961 / 19086 / 46.8
9-11-9-28-1T / 22485 / 23164 / 19277 / 46.2
9-11-9-27-2T
9-11-9-27-1T / 22592 / 23325 / 19364 / 46.0
9-10-9-28-2T / 22063 / 22840 / 18764 / 46.8
9-10-9-28-1T / 21556 / 22747 / 18348 / 46.1
9-10-9-27-2T / 21755 / 22745 / 18801 / 46.7
9-10-9-27-1T / 21857 / 22892 / 18637 / 45.9



まずはUD7で試してみましたが、詰めても詰めても正直手応えが全くありません。
ちなみに9-10-9-27-1TのあとにメインBIOSがぶっ飛びバックアップからリカバリー作動。
ここで打ち切りとさせて頂きました。
UD7のBIOSが詰めの甘さを感じます。
UD7のレビューでも追記しますが、現状BIOS問題は深刻な問題を抱えてるように感じます。
まぁ、その話は置いといて。


気を取り直して、ASRock Fatal1ty P67 Professionalで試してみます。


2600K 定格(Turbo Boost ON)
GA-P67A-UD7 BIOS : F7a
Fatal1ty P67 Professional BIOS : P1.40
DRAM Voltage:1.6V


CrystalMark2004R3
Score / Read / Write / Read/Write / Cache
9-11-9-28-1T / 70532 / 28800 / 14506 / 14478 / 12726
9-11-9-28-1T / 70906 / 29287 / 14737 / 14667 / 12193

9-11-9-27-1T / 68262 / 28666 / 14494 / 14529 / 10551
9-11-9-27-1T / 71201 / 29412 / 14722 / 14683 / 12362

9-10-9-27-1T / 70853 / 28852 / 14624 / 14535 / 12820
9-10-9-27-1T / 72001 / 29474 / 14785 / 14726 / 12994

8-11-9-27-1T / 72043 / 29487 / 14779 / 14745 / 13010
8-10-9-27-1T / 72982 / 29585 / 14808 / 14764 / 13803


DDR3-1600
6-7-6-20-1T / 58160 / 22842 / 11096 / 11119 / 13081


MaxxMEM2_preview
Copy / Read / Write / Latency
9-11-9-28-1T / 22485 / 23164 / 19277 / 46.2
9-11-9-28-1T / 22702 / 23040 / 18826 / 45.4

9-11-9-27-1T / 22592 / 23325 / 19364 / 46.0
9-11-9-27-1T / 22592 / 23105 / 18862 / 45.3


9-10-9-27-1T / 21857 / 22892 / 18637 / 45.9
9-10-9-27-1T / 22377 / 23359 / 18902 / 44.4

8-11-9-27-1T / 22702 / 23482 / 19030 / 44.4
8-10-9-27-1T / 22812 / 23756 / 18902 / 43.6


DDR3-1600
6-7-6-20-1T / 20793 / 20544 / 18297 / 48.5

f3-17000.png

DDR3-2133とDDR3-1600での命一杯詰めたスコアを計測してみました。
Fatal1tyでは、詰めれば詰めるほど、順当にスコアが上がって行きました。
またUD7以上に詰める事が出来ました。
先ほどの話のUD7の詰めの甘さを裏付けるような結果になり、ほぼUD7のスコアを上回る結果となっています。
一つ、残念な事は何故かCRを2TにするとOS起動させる事が出来ませんでした。
謎です。

しかし、DDR3-2133はさすがのスコアだなと感じます。
とてつもなく速いですね。


が、現実はそう簡単なものでは無く。
実際にDDR3-2133と言うハイクロックなメモリで常用しようとするとかなり上級者向けになります。
メモリの電圧を手動で1.6Vに設定、その他AUTOでPRIME95を走らせてみましたが起動直後に次々と停止。
DDR3-2133を常用したいのであれば、CPUの電圧、その他電圧を調整しなければなりません。
CPU電圧は、そこそこ盛らないとダメでしょう。
オーバークロックしながら、チョコチョコと試してはいたんですけど・・・無理でしたw

ベンチマークでニヤニヤしたい人以外は、正直1600辺りで廻すのが一番お勧めです。
私には体感なんて、正直ありません。
P67対応という事でしたが、やはり思った通りの結果でした。


と言う訳で、先ほどのDDR3-1600のデータに繋がる訳ですがスコア的にはかなり見劣りします。
が、このDDR3-1600であれば2600Kの4.5GHzもそこそこ低電圧でPRIME95が走ります。

んが、さすがに6-7-6-20-1Tは詰めすぎたようでした。
結局、安定して走らさせる事が出来たのは6-8-6-20-1T(1.6V)でした。


2600Kを100x45で4.5GHz、Vcore1.25Vに指定。メモリ電圧1.6Vの他はAUTO設定。
この状態で、PRIME95(Ver26.4)が6時間走りました。




最終的には、7時間ほど走らせて、終了させました。
CL6での運用は可能かと。

【動画レビュー】



【個人的総評】
発売日以来、検証していますが1600であれば良い感じでCPUのオーバークロックが可能な事は解っていたのですがP67対応と言う事で期待していたのですがそんなに甘いものじゃないですね。
DDR3-1866であれば、何とか・・・と言った感じです。
もちろん、各電圧を調整してやれば2133だって安定して走らせる事が可能なのかも知れませんが低電圧にコダワルのであれば1600辺りが無難でお勧めです。

しかし、メモリの価格は下落するばかり。
4GBx2のメモリが6k割りを起こし、4GBX2の1600メモリでさえ7k台に突入。
そんな状況の中で、このメモリの立ち位置は少々微妙で2GBモジュール、2枚で約8kとなっています。
CL9の上に、DDR3-2200対応でCL7の上位が存在している事も微妙と言わざる得ないです。
値段は倍近くしますが。

DDR3-1600のCL6メモリと考えれば、まだ救われるかもしれませんがせっかくの2133メモリを常用出来ないのは歯がゆいです。
使用目的を明確にしなければ、少々痛い目に会う可能性が高いですがメモリは4GBあれば十分、ハイクロックでベンチをぶん回してみたいと言う方には良いかもしれません。
常用時は1600で、ブン回し時は2133と目的に応じて使い分ければなかなか良い選択肢かもしれません。

ただ、Geilのメモリで4枚挿し使用にて確認しているのですが4枚挿しになると1600動作でもCLを詰めるのはかなり困難になりました。
このメモリでは、どうなるか解りませんがそう言う事もありますのでその辺りも考え、容量を取るか、ハイクロック動作を取るか、目的をしっかりと考えて購入する事をお勧めします。
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