玄人志向 RH5750-E1GHW/HD/DPのBIOS書き換え

玄人志向 RH5750-E1GHW/HD/DPのダウンクロックがおかしい件。
と言う事で、何をやっても解決しなかったのでBIOSの書き換えで対応します。

自己責任な作業が好きな方だけ、つづきからどうぞ。

まずは、BIOSと書き換えソフトを用意するのですが、それよりも先にまず、する事があります。

USBの起動ディスク化です。
詳しくは、下記記事に掲載していますのでそちらをご覧下さい。


■USBメモリを起動ディスク可


作業が完成すれば、もう半分は出来たも同然です。
BIOS書き換え失敗の恐れはありますが。


1、BIOSを用意する。

TechPowerUp！よりBIOSを入手。
私は、Sapphireの方をチョイスしました。
こちらからどうぞ。


2、ATIflashを用意する。
こちらもTechPowerUp！より入手可能。

落とすのは一番上のATIFlash 3.75です。
こちらからどうぞ。


3、落としてきたBIOSファイルをリネームする。

ファイル名を覚えやすい（解りやすい）名前に変更します。
というか、ファイル名を打つ時に元のままじゃ鬱陶しい事になります。
私は単純に"a5750.bin"とつけました。


4、起動ディスク化したUSBメモリにATIFlashとbinファイルをコピー。

そのままです。
USBメモリにコピーして再起動して、USBメモリから立ち上がるようにBIOS変更等します。
よく解らない場合は、HDDのSATAケーブルを外してしまいましょう。


5、ATIFlashをDOS起動させ、BIOSを書き換える。

起動後、C:\>DIRでENTER、USBメモリになっているか？中身を確認。
保存されているファイル名（a5750.bin）が表示されれば解ると思います。


6、書き換える

atiflash -f -p  0 a5750.bin

と入力しましょう。
半角スペースに注意しましょう。

ちなみに私は

atiflash -p 0 a5750.bin -f
と入力しましたが、大丈夫でした。

書き換え終了後は、"Ctrl+Alt+Delete"で再起動させます。


7、ドライバーインストール

お疲れ様でした。
ここまで来れば、後はドライバーをインストールするのみです。

ドライバーインストール完了後、GPU-Z等で確認しましょう。


一番安く、静音性も高いHD5750に生まれ変わりました。

BIOS書き換え前は、しっかりと確認していませんでしたが最低でもアイドル時の消費電力が15W減になりました。

自己責任作業好きな方には、大変オススメのHD5750です。
ただ、ドライバーの熟成次第では、BIOS書き換えなんてしなくてもしっかりとダウンクロックするかもしれませんし、永遠にしないかもしれません。

その辺りは、不明です。