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自作PCにハマったおバカのただの散財日記。またはチラ裏とも言う。
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ASRock Fatal1ty Z77 Professionalのレビューです。
このレビューはASRock騎士団によるものです。

IMG_0040.jpg
Z77発売に先駆け、メーカーレビューサンプル品をお借りしました。
今回お借りしたマザーボードはZ77 Professionalです。
ASRockから発売されているハイエンドマザーボードとなります。
実際に主に使ってみての使用感・感想が今回はメインとなります。


テスト環境
IMG_0154.jpg
CPU:Intel Core i7-2600K&Intel Core i5-3570K
CPUクーラー:PROLIMA TECH Mega Shadow
FAN:RDL1225S-PWM+SA1225FDB12M
M/B:ASRock Z77 Professional
MEM:ADATA AX3U1600GC4G9-2G x2 16GB
ODD:Pioneer DVR-S17J-BK
VGA:内蔵GPU+ZOTAC GeFORCE GTX580(ZT-50101-10P)
SSD:Crucial M4 128GB(CT128M4SSD2)
HDD:WD6400AAKS
HDD:WD20EARX
PSU:MODU87+ EMG800EWT
ケース:HAF922
ファンコン:KAZE-MASTER

IMG_0047.jpg
箱はZ68等に比べ、一回り小さくなっています。
付属品の数もそれ相応に減っています。

1 x ASRock SLI_Bridge_2Sカード
IMG_0073.jpg

- クイックインストールガイド- サポートディスク
IMG_0058.jpg

- I/Oパネル
IMG_0079.jpg

- 6 x SATAフラットケーブル
dc1d35d0.jpeg

- 2 x SATA電源コード
IMG_0074.jpg

- 1 x フロントUSB 3.0パネル
IMG_0078.jpg

- 4 x ハードドライブ用ねじ

- 6 x 筐体用ねじ

- 1 x リアパネルにUSB3.0用ホルダー
7a651138.jpeg


個人的に気に入っている箇所のPickup
IMG_0083.jpg

・デジタル電源, 16 + 8 電源フェーズ設計
・2 x PCI Express 3.0 x16 スロット配置+PCIバス2本搭載
・Broadcom Dual LAN搭載 チーミング機能付き
・オンボードグラフィック出力用にHDMI, DisplayPort搭載


・デジタル電源, 16 + 8 電源フェーズ設計
IMG_0084.jpg
電源周りが強化され、16 + 8 電源フェーズ設計となっています。
付属ユーティリティ項目INTELLIENT ENERGY SAVER(IES)にて動作確認が出来ます。
ただ、IES POWERのON/OFFをしてみましたが、消費電力的には違いが分からなかった。


・2 x PCI Express 3.0 x16 スロット配置
IMG_0115.jpg
2Way、3Way、特に2Way時の使用を考えたスロット配置になっています。
これはASRockが考えている実稼動時(主に熱)の考慮から採用されています。
が、せっかくのPCIスロットがPCIEx16の直下にあるため、2スロット占有VGAを使用時は使えません。
以前から要望しているのですがPCIEx1とPCIの配置を逆にして貰いたい。
EXTREME6などは、ほぼ理想的な配置なんですが。
どうも2Way、3Wayを優先しすぎてる感もします。
個人的には、2種類の性格の違うハイエンドマザーを採用して拡張スロットの配置を換えて販売してもらいです。


・Broadcom Dual LAN搭載 チーミング機能付き
IMG_0118.jpg
チーミング機能は正直使う事が無いので自分は恩恵を受ける事はないのですがBroadcom良いですね。
欲を言えば、やはりIntelNICを積んで欲しいってのはありますがBroadcomも安定しています。
付属ユーティリティ「XFast LAN」をインストールすれば動きも見れるようになるのでモニタリングしているのもなかなか面白いです。
ただ、5倍速くなっているのかは体感出来ません。


オンボードグラフィック出力用にHDMI, DisplayPort搭載
Z68でもそうでしたがハイエンド製品では、バッサリとオンボード用グラフィック出力機能切られている製品もあります。
本来はそうなのかもしれませんが、やはり無駄と分かっていても見た目や物欲で選んでしまう場合もあります。
その場合に、積みたくも無いVGAカードを積んでしまうと言う矛盾も発生することもあります。
HDMI, DisplayPortだけですが搭載してくれているのは非常に嬉しいです。
HDMIは相性など出易いですが、HDMIケーブルは長くても安価に手に入るメリットもあります。



では、その他に気付いた事や困った事。


・VGAの抜き差しがちょっと困難。
IMG_0158.jpg
これは、使用するCPUクーラーにもよるので一概には言えませんが。
今回使用したPROLIMA TECH Mega Shadow使用時、PCI Express 3.0 x16の1段目を使用すると固定ラッチが非常に押し難い。
指が入らない・・・


・使い道に困る1段目PCI-Express 2.0 x1
IMG_0110.jpg
ヒートシンク真横にあるPCI-Express 2.0 x1ですがご覧の通り長いカードは挿せません。
干渉します。
ASRock Game Blaster Cardの差込口対応は4段目のPCI-Express 2.0 x1との事なのでそれも使えません。
運良く手持ちの何かしらのカードが使えたらラッキー程度の拡張スロットです。


・XFast RAM設定によるエラーが起こる可能性
気に入っているXFast RAMですがPC起動時にRamdisk作成が遅いかもしれません。
色々なアプリケーションを入れて行く内に起動時にエラーを吐くようになりました。
GeForceでは問題無かったんですがRADEONのCatalyst関係でエラー吐きまくってちょっと困りました。
うちではDropboxも起動時エラー吐きました。
スタートアップの起動遅延などの対処が必要になってくる場合があります。
RamDiskを違うものに換えたら、治まったのでXFast RAMが原因だと判断しています。
この辺りのプログラムの修正早期に改善してもらいたい。


消費電力ややや多め?
msiがなかなか優秀らしく、結果を見てそれに比べると消費電力は若干多いかなと感じます。
テスト構成にて検証結果。

アイドル時消費電力&OCCT POWERSUPPLY
※赤字はOCCT POWERSUPPLYを使用し2分間の負荷を与えた最大消費電力

定格:58W / 147W電圧設定AUTO
4.0GHz:58W / 134W
4.5GHz:58W / 175W

2600K@4.5GHz(1.25V)
56W / 196W
2600K@4.5GHz+HD6850
76W / 309W


メモリ4本、光学ドライブ、SSD+HDDx2など満載している割には頑張っていると思う。
個人的には使用環境での消費電力は合格点。
※動画内では、2600K@4.5GHz(1.25V)+GTX580のアイドルが見れます。


ネガティブな事ばかり書いていますがもちろん良い事もあります。


・UEFI-BIOSの完成度が良くなっている
以前からBIOSの完成度があと一歩だなぁと感じていたのですがZ77に関しては操作性もスムーズになり作業がしやすくなりました。
ファン制御も問題なく動作しますし設定が反映されないと言った事もありません。
電圧関係の項目も豊富で、細かく設定出来ます。
もちろん、オフセットでのVcore調整も可能です。
またBIOS画面での各配置などは非常にシンプルで分かりやすくGoodです。


・考えられたマザーボード上配置
c1dc4c21.jpeg
一般的と言うか、今の主流の配置を採用しているのでとにかく組みやすく出来ています。
CPU周りのヒートシンクは、CPUクーラーとの干渉を考え背の低いデザインを採用しています。
SATAコネクタは横向きでハイエンドVGAとの相性を考え横向きにしてあります。
横向きが嫌いと言う方をたまにお見かけしますが、上向きの場合はハイエンドVGAカードで隠れてしまいそもそも使えなくなるからでこれを回避する為に横向きにしてあります。
ただ一点、EPS12Vが少し真ん中よりにあるので裏配線時に届かない場合が発生するかもしれません。

あと、もうIDEとフロッピーは要らないかな?
必要な方には有難いですけど。


・見た目が良い
IMG_0141.jpg
個人的に緑やオレンジより黒×赤は非常にかっこいいと思う。
ただ、もう少しFatal1ty独特の個性と言うかカラーと言うか、キャラクター的な物があっても良いと思う。
まんまEVGAやROGと同じカラーリングではちょっとつまらない。


オーバークロック耐性
到着後、まずはCore i7-2600Kで検証を行いました。


まずはSandyにて上記構成で組み、色々と試してみました。
OCCTは、空冷5.0GHzで1hを通過。
88880393.jpeg

dd4d6676.png
Vcoreはロード時最大1.39Vでした。

次にivyですが3570K@4.5GHz
WS000046.jpg

3570K@4.6GHz
4.6.jpg

検証時室温は26.7度。
a657f443.png

現在は4.6GHzでPrime95検証中で最大で1.236Vほどでまわっております。
OCCTの動作テストは動画内にありますので良かったら見てください。
総じて、オーバークロック耐性は悪くなく、現状かなり良い線で常用オーバークロック出来るマザーボードだと思います。


・使用感まとめ
オーバークロック耐性もなかなか良いです。
個人的には、すんなり4.6GHzまでは常用可能な電圧設定をする事が出来ました。
まだ、Prime95が途中ですが。
94178_02l.jpg
起動だけなら、5.0GHzも確認しました。

i5-3570 Prime95 ver27.6 室温24度
ab0e91b4.jpeg

時間的に間に合わず、まだ6時間ですが。


拡張スロット系の問題は、使用環境により変わるので用途に合わせて選んで貰えばそれほど大きな問題では無いです。
ただ、RAMDISKに関しては、早期に改善して欲しいと思います。
それ以外は、特に問題無く安定して動作しています。
コンデンサはニチコンLFのゴールドキャップを採用しています。
オンボード出力も可能です。
Virtu Universal MVPや、スマート・コネクト・テクノロジー、ラピッド・スタート・テクノロジーなど新しい機能は全部入っています。
見た目も良く、とにかくZ77の新機能を全部使いたいと言う方に使って頂きたいマザーボードです。


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