【レビュー】EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked (015-P3-1482-AR/TR)

EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked　(015-P3-1482-AR/TR)のレビューです。
恐らく、GTX480はもう使わないので最後にレビュー書いておきます。

EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked　(015-P3-1482-AR/TR)は、名前の通りオーバークロック仕様です。
コアクロックを700→726MHz、メモリクロックを3696→3800MHzにOCされています。


付属品はご覧の通り。

ドライバーディスク
説明書
DVI-I→D-sub変換アダプタ
mini HDMI→HDMI接続ケーブル
ペリフェラル電源→6ピンPCIExpress電源変換コネクタ
ペリフェラル電源→8ピンPCIExpress電源変換コネクタ

ヒートシンク部、ファン部にはEVGAのロゴがあります。
それ以外は、普通のリファレンス仕様となっています。


ブラケット部は、 DVI-I出力、mini HDMI出力のみで、スリットが広めなのが良いですね。


基盤裏側ですが、特にこれと言って特筆する所はありません。


今回は、ファンをOmniに交換していますので、フロント排気としています。
装着する箇所が無く、適当に置いています。


正直、固定するのが面倒で使う気が激減。
まじめんどくせーｗ

■テスト環境
【CPU】intel Core i7 980X EE
【CPUクーラー】PROLIMA TECH　Mega Shadow
【CPUクーラーファン】ENERMAX　CLUSTER　ｘ2
【マザーボード】ASUSTeK　Rampage III Formula
【メモリ】Corsair CMG6GX3M3A2000C8
【GPU】EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked　(015-P3-1482-AR/TR)
※Driver260.99
【HDD/SSD】Crucial　RealSSD C300 64GB
【HDD/SSD】WD Caviar Blue　WD6400AAKSAAKS
【HDD/SSD】WD Caviar Green　WD20EARS
【ODD】Pioneer　DVR-S17J-BK
【PCケース】CoolerMaster　HAF 922
【電源】MODU87+ EMG800EWT
【サウンド】ONKYO　SE-200PCI
【ファンコン】scythe　KAZE-MASTER
【OS】Windows7 Ultimate　32bit

【備考】
前回HD6870検証と同じく、980Xは200x20のVcore1.25(CPU-Z読みアイドル1.248）DDR3-2000設定です。
上記構成でケースファンはトップに120mmｘ2、ボトムｘ１、リアｘ1にフロント200mmｘ1の計5個搭載。
全て、LEDファンとなっています。
CPUクーラーファンは1200rpm、フロント600rpm、その他800rpmでのファンコン制御での回転になっています。
Omniのファンは、2700rpm固定としています。

■アイドル時消費電力

さすがとしか言いようが無い結果です。
これぞGTX480と言える結果ではないでしょうか。

■3DMARK06
Resolution：1280ｘ1024
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


Resolution：1920x1200
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked



■3DMARK VANTAGE
MODE：Performance※PHYSX OFF
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


MODE：Performance※PHYSX ON
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


MODE：Extreme※PHYSX OFF
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


MODE：Extreme※PHYSX ON
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked

スコア結果は郡を抜いていあます。
さすがとしか言いようが無いです。
それでは、比較してみます。




戦闘力は一級品ですが、燃費悪過ぎ・・・
温度は、相変わらず室温14～18度なんですがOminiの冷却力が光ります。
やるじゃん、Omni・・・

それでは、少し負荷の軽いベンチで見て見ましょう。

■Street Fighter Ⅳ
Resolution：1280x720
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


Resolution：1920x1200
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


■Monster Hunter Frontier 絆
Resolution：1280x720
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


Resolution：1920x1200
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked




SF4は、抜群のスコアですが絆の方は少し苦戦しています。
かなりHD5870と接戦です。
消費電力は、比較になりませんが。

それでは、消費電力を見るのに、ラストレムナントをまわします。

■THE LAST REMNANT
Resolution：1280x720
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


Resolution：1920x1200
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked



HD6870比で、100W差が出ました。笑うしかないです。
温度は、かなり安定していますね。

では、最新のDirectX11のベンチの結果です。


■Heaven Benchmark v2.1 (1920x1200)
Setting：Default
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


Setting：Heavy Set
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


■LOST PLANET2 (1920x1200)
Setting：アンチエイリアスNONE
※「影品質」「テクスチャ品質」「演出レベル」「DirectX11 Feature」は、「HIGH」
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked


Setting：アンチエイリアスx8
※「影品質」「テクスチャ品質」「演出レベル」「DirectX11 Feature」は、「HIGH」
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked

もう、凄いの一言に尽きますね。



最後に3DMARK11のPerformance結果です。

■3DMARK11
EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked※PHYSX OFF


EVGA GeForce GTX 480 SuperClocked※PHYSX ON


PHYSX ON/OFFの設定を変えて試して見ました。
VANTAGEのような効果は無いですね。




■総評
値段も下がって、今は大変お買い得ではありますが。
正直、消費電力が喰い過ぎて、私にはちょっと向かないですね。
買うなら、オリジナルファン搭載品になりますが、Omniの冷却はなかなかの物だと思います。
リファレンスファンは、今は避けた方が良いでしょう。
爆熱上等！と言う人は止めませんが、軽い気持ちで買うと温度処理だけで一苦労させられると思います。
安くても、温度が酷過ぎて使えないなんて悲しいですからね。
その辺りを十分考えて購入すれば良いのではないでしょうか。